【ネタバレあり】君の名は。感想
ようやく見てきましたので感想を!!
以下ネタバレがありますのでこれから見る方はご注意ください。
「君の前前前世から僕は君を探しはじめたよ」というテーマソングの歌詞ですが、映画を見終わった後には「先祖代々私たちは貴方のような方を探していました」みたいな感じ?と思いました。
女の子と男の子の中身が入れ替わるという設定は最初から知っていたのですが、なぜ入れ替わるのか?という謎が解明されることや、そのへんに関する世界観や設定に期待して見に行っちゃいました。
でもこれはそういう映画じゃなくて、不思議な出会いをした男の子と女の子のピュアなラブストーリーを楽しむもので、そのための設定や世界観に多少の違和感や疑問があるけどギリギリのみ込める範囲だったのが素晴らしい所だとと思いました。
私は浪漫があって素晴らしいラブストーリーだったなと思います。
というか楽しみはむしろラブストーリー一点に集中すべきだったのでしょう。
なぜ三葉と瀧が入れ替わるのか?については、多分、神様の仕業とか、三葉が巫女の家系で彗星が町に落下することを防ぐために受け継がれてきた能力…なのかなー…みたいな感じだったと思います。あと入れ替わるのは何も異性じゃなくてもよかったんじゃ?とか…どうでもいい疑問が浮かんでしまうのは私の心が汚れているからだと思いました。
だったら神様が直接隕石止めてくれたらいいような気もしましたが、これも無粋なツッコミと言えるでしょう。
なぜ入れ替わったのが瀧だったのか。たまたまなのか選ばれたのか。三葉が「都会のイケメンに!」って叫んだから神?が願いを聞き入れて選び出されたのか…。それもよくわからないまま終わってしまいました。私がもし三葉だったら「来世は星野源に生まれ変わりたい!」って叫んだら星野源と「私たち…入れ替わってるー!?」ってなれたのでしょうか。
漫画家の横山了一先生がこんなtweetをされていましたが、あながちありえない話ではなかったわけです。
もし「君の名は」で入れ替わった二人が考察厨だったら・・・という漫画を描きました pic.twitter.com/4wKPZiyE8N
— 横山了一 (@yokoyama_bancho) 2016年10月4日
夫と子供と家族三人で見に行きましたが、上映終了後に「プグオフォwwwwwiPhoneらしきスマホの世代差がビジュアルでわかってしまいwwww話のオチの想像がついたでござるwwwwwボボォwwww」って話し出した私たちは入れ替わってもまったく盛り上がらなかったことが予想されます…。
話を感想に戻しますと、終盤で瀧と三葉が山の上でかたわれ時にようやく直接会えた瞬間には「よかったねえええええ」という想いがあふれて泣いてしまいました。嗚咽が漏れそうになるほど…。
ハッピーエンドになって本当によかった。2人には幸せになってほしいよ…。
切なかったシーンは、瀧が三葉の携帯に電話をかけてみた際圏外アナウンスが流れるシーンです。三葉が瀧の携帯に電話をした時圏外アナウンスだったのはおそらく瀧がまだ携帯を持っていなかったからだったのに対して、三葉の携帯が圏外アナウンスだったのはこの世にはいないものだったからと見終わってから気づいた所です。
私は「瀧くんが入った三葉ちゃんが一番かわいかった」と言い、夫は「三葉ちゃんが入った瀧くんがかわいかった」という結論に至ったため、今後は「瀧in三葉×三葉in瀧」というカップルのでの二次創作を楽しみたいなと思っております。
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