高校生の頃カラオケと言えばルナシーと黒夢とXとユニコーンばかり歌っていた私です。こんにちは。
大人になり、ママ友とのカラオケで
「紅だー!」
と叫ぶわけにもいかず、みんな子どもの頃ヒットしたから知っているだろうと思い少年隊の仮面舞踏会を選んで「ヤーヤーヤヤーヤーヤティヤ!」と場を盛り上げようとしたのに猛烈に空振りしてしまい、希死念慮に襲われております。
空気を読まなくてもいい世界に生きたい…
あと、地声が低すぎて女性ボーカルの曲が全く歌えません。
そんな私がカラオケで盛り上がっていた雰囲気を一瞬にして冷めさせた禁断の曲を過去の傷をえぐりながらpicしましたので、これからいまいち親しくない人とカラオケに行く事になりそうな方の参考になれば幸いです。
クリスマスにこんなブログの記事書くのもアレなんですけど、クリスマスに予定がなくイマイチ親しくない人との集まりに呼ばれ、暇だしひとりでいるのも寂しいし行くか…と参加して飲んでイマイチ話題に混ざれずなんとなく二次会のカラオケに行って当時大ヒットしていたルナシーのROSIEAを歌って撃沈したかつての私のようになってほしくない…というおせっかいから、おそらく存在しないであろうと信じたい今年そんな予定で過ごす方がいたら…と思って書きました。
その時盛り上がっていた人たちはカップルになって街に消え、いまいち盛り上がれなかった私ともうひとりの男性はそれぞれ家に帰りました。
クリスマスにいまいち親しくない人が「ひとりだとさびしいから」と人を集めだした時、そうした意図があることにも注意してもらえたらと思います。
場を冷めさせたとは言っても、私にとっては大好きなアーティストや曲だという事は知ってもらえたらと思います。
あまり親しくない人と行くカラオケで場をシーンとさせた曲ベスト5
★I am a mother ミドリカワ書房
この曲はじめて聞いた時に涙が出るくらい、子供がいる人にはジーンとくるいい曲じゃないかと思います。子どもができたと解った瞬間の、旦那様にどう伝えようかな…とソワソワする女性の気持ち、男性なのに見事に素晴らしいストーリーにして歌ってくれています。
さすがミドシンさん!
ママ友とのカラオケでBLANKEY JET CITYを好きな人が赤いタンバリンを歌ってくれたので、私も歌いたい曲を歌おう♪ママ友カラオケにはぴったりかも♪と入れた所「だれこれ…」とどう盛り上がっていいか解らない雰囲気にしてしまいました。
基本的にミドリカワ書房の曲はどんなにおもしろい曲でも、親しくない人と行くカラオケではスベります。
とくにママ友とのカラオケで「おめえだよ」「ごめんな」「豆電球の灯りの中で」だけは絶対に歌ってはいけません。
こじらせ系母の方はご注意ください。
★ソラニン ASIAN KUNG-FU GENERATION
宮崎あおいも映画で歌っていたので有名かと思いきや、「だれこれ…」ムードに包まれてしまいました。バンプが通じたのでイケるかと思いましたがダメだったようです…。
「映画で宮崎あおいが歌っていて…」と説明する私の姿も、若い子にギャグを理解してもらえず自分で説明してしまうオッサンのように滑稽だったことでしょう。
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★UNICORN 忍者ロック
取引先の営業担当の方を接待するような形で食事やカラオケに行った時、ユニコーンが好きだとおっしゃるので一番盛り上がりそうと思って入れました。
今思えば大迷惑でも入れておけばよかったんですよ…ねぇ…。
私はみんなで「ニニニニニニニニニ・ン・ジャ!」と盛り上がる事を想像していましたが、だいぶ前のめりでして、まずはお決まりの「だれこれ」ムードからはじまり、ひとりで「ニ・ン・ジャ!」を叫ぶはめになりました。
接待した方もこの曲を知らず苦笑いしながら「た、たのしかったですよ^^;」と言ってくれて、それが更に私の傷をえぐり、今日に至るまで根に持つトラウマとなったのです。
ニワカはラブホのロビーで親と遭遇すればいいと思うよ。
※12/25追記
ベリーベストオブユニコーンのリンクを貼っておりましたが、コメントで忍者ロックが入っているのは「ベリーラストオブユニコーンの方」と教えていただき、リンクを訂正しました。ありがとうございます!
区別がつかなくなっているあたりニワカは私のようですね…!
★つじあやの 風になる
ジブリの映画「猫の恩返し」の主題歌です。有名ですよね。
有名と思いきや、普段アニメに興味のない人にはトトロレベルじゃないと通じないようです。またも「だれこれ」ムード突入です。
これが滑ったのは私がアニメや漫画が好きなオタクゆえに、全くアニメを見ない人との「有名」のゾーンが違う事が原因です。
そして盛り上がる曲というよりはほのぼのした雰囲気の曲のため、周りもどう盛り上げていいのか解らなくなり、何となく左右に揺れてノッている雰囲気を醸し出そうとしてくれる所がまた痛々しいです。
その中で歌っている自分が痛いです。
歌い終わった時に「これ何の歌?」と聞かれてジブリの猫の恩返しの主題歌だと説明すると「ああ~ジブリの!アニメ見ないから^^;」という展開です。
アニメ見ないから…の下りは死にたくなります。
アニメ好きとアニメ全く知らない人との距離を見誤った瞬間でした。
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★GLAY HOWEVER
有名な曲ですが、この頃のTERUさんがイケメンすぎて女が歌ってはいけない雰囲気があります。あと長い。
盛り上がるというより、イケメンが歌うのを周りがしんみり聞くタイプの曲です。
決して「みんな知ってそうだから」という中途半端な気持ちで選んではいけません。
「だれこれ」ムードより辛い
「お前が歌うな」ムード
が突き刺さります。
GLAYの曲を歌うならWinter againが一番良いでしょう。
決して盛り上がりそうだからと「彼女の“Modern…”」を歌ってはいけません。この曲で盛り上がるのは自分自身だけです。
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自分の好きな曲の中から慎重に選んだつもりが最も滑ったのは以上の5曲です。
最後に
カラオケもクリスマスもですが、周りを気にしすぎると自分自身の人生を楽しめません。
例えその時は引かれても「みんなで盛り上がろう!」と曲を選んだその気持ちはきっと周りの方々に伝わっているんじゃないかと信じたいですね…!
伝わった所で恋人ができるかどうかは別ですが「いきなりカラオケで女の子がロージア熱唱はびっくりするーwwwwでも悪い人じゃないよねー盛り上げようとしてくれたんだよね☆」という話は、あの時盛り上がって街に消えて行ったカップルがピロートークで話してはいたんじゃないかな…と被害妄想がさく裂しています。
それも女が自分を良い子に見せようとするダシとして…!
ギギギ…
みなさんにはこんな風に気絶しないうちに、楽しく今日を過ごしていただけたらと思います!