ゆうべ眠れなくなるほど考えていたことがあります。
以前に2chかどっかのまとめサイトで「ナオトインティライミのナオト感は異常www」みたいなスレタイを見てから、ずっとナオト感について考えていました。
元ネタを探したのですが見つかりませんでした。
朝起きたら何のこと考え込んでいたのか忘れたんですけど、今思い出したのでちゃんと書いておこうと思います。
ナオト感という漠然とした感覚ながらも、何か「わかる」と深く頷いてしまうフレーズ。
私が思いを巡らせて浮かんできたナオト感のイメージはこうでした。
宇宙。ナオト感とは宇宙である。
ナオトという名前のイメージから察するに、ナオトは多分誰にでも明るく気さくに接する。パーソナルスペースという概念を生れながらに持ち合わせず初対面だろうが親しくなろうと笑顔とユーモア、そして何らかの情熱をグイグイ一方的に降り注いでくる。
私は陰気で人と接することが苦手でパーソナルスペースも広めのため、そうしたナオトの空気や距離感を一切気にしない態度が気に入らず「気持ち悪い」「苦手」「暑苦しい」「無理」と嫌悪感を抱くだろう。
それでもナオトは私と親しくなろうと一生懸命に話しかけてきて、バーベキュー会場である河原の片隅でビールを飲みながらひとり石を積み上げているのを見て「何してんの?」「俺も隣でやっていい?」「うお、これめっちゃむずいわ!!」「あんたこんだけ積み上げられるのすげえわ」「みんなー!これおもしろいぞ!」ってグイグイ接近してくる上に人を集めてくる。
ナオトには下心はなくただただ人が好きで、誰とでも仲良くなりたいという純粋な好意を表しているだけなのに、心をいつまでも閉ざしている自分が少し恥ずかしくなってくるのであった。
そうしたナオトの純粋な好意に次第に心を開いて仲良くなっていく自分に戸惑いを感じながらも、ある意味裏表なく誰にでも同じ態度のナオトを信頼してく。
しかしそれも長くは続かない。ナオトが太陽なのであれば自分は所詮日陰の人間である。ナオトと親しくなり、一緒にいることが楽しいと思えば思うほど、ナオトの誰にでも同じ態度なところが気に入らなくなってしまう。
自分はもうナオトと親友だというくらい仲良くなったつもりでいるのに、ナオトは自分の知らないところでたくさんの友人をつくり、みんな自分と同じくらい親しくしている。ナオトはみんながマブダチだというが、私だけがナオトの特別な友達でいたいという気持ちが強くなる。これは嫉妬だ。だからリア充でウェーイって誰でも友達になるって奴は嫌いなんだ。やっぱりナオトなんかと仲良くならなければよかった…と後悔しはじめる…。
ナオトは宇宙だ。誰にでも等しく降り注いでいるあの空だ。
私だけがナオトと親友になるなんていうのはどうあがいてもできないことなんだ。
私はただただ降り注がれるナオトという恵みを享受することも苦痛になりナオトの元を去ることを決意した…。
ナオトという名前のイメージでここまで書きましたが、ナオトという知り合いが生まれてから一度もできたことがないことを今思い出しました。妄想だけで書いてしまい全国のナオトさんに申し訳ない気持ちです。