私はうまれも育ちも宮城県仙台市です。
山沿いに住み、親族も山沿いのため幸いにも東日本大震災では大きな被害にはあいませんでした。
私は自宅の中がぐちゃぐちゃになり家具が多少壊れた程度で、義実家に避難し自宅には二週間で戻ることができました。
ガス・水道・電気のすべてがとまり、いったいいつになったら自宅に帰れるんだろう、自宅の布団でねれるのだろう、いつになったらお風呂に入れて、トイレに普通にいけるんだろう…と不安でいっぱいでした。でも、ニュースを見て家があるだけ十分なんだということを痛感していました。
地震から一週間ほどでようやく通電しテレビをつけると、きれいな服装で「応援してます」という芸能人がうつっていました。「帰宅したらお風呂に入って自分の布団で寝れるんだろうな。いいよなあ」なんて考えてしまっていました。
今回、避難されている方々、ご自宅が損壊してしまった方々のことをおもうと言葉になりません。
twitterで私の大好きなミュージシャンであるアジカンのゴッチが現地で支援活動をされている信頼できる団体をシェアしてくれたので、そちらにAmazonから物資をお送りいたしました。
友人より、彼らの活動を信頼しているとのこと。「東日本大震災・熊本チーム」 https://t.co/D7SsfiotpJ
— Gotch / Masafumi Gotoh (@gotch_akg) 2016年4月17日
できるだけ多くの方が支援したい気持ちを大事にできるきっかけを広められたらと思い記事にしました。
私が物資を送るのは、熊本県や大きな団体に募金をしても直接被災者の方に届くまで時間がかかるからです。
現地で次々に物資を運んだり等の行動をしている方に募金をすると活動資金になり、すぐに役立つことができます。また、少しでも物資を送ればすぐに不足しているところに届きます。
熊本県や大きな団体に募金し、後々に義援金として被災者の方に渡ることももちろん大切ですから、募金も余裕がある限りしていこうと思います。
私は東日本大震災の時、現地に物資を運ぶ友人にお金を渡したり、時々車を出して手伝ったりしていました。
その時、現地の声を聞くことの重要さを痛感しました。
支援物資で子供の服はたくさん届くけど、年配の方の洋服や下着がほとんど届かず不足しているということを避難所から聞いて、安いものですが年配の方向けのゴムのズボンやゆったりめのシャツ等を新品を購入して運びました。
よく考えてみれば避難所には様々な方がいるのに、そんなことに気づきもしなかった自分が恥ずかしかったです…。
でもこうした行動が個人単位でできるのはまだ先になりそうなので、今できることは既に現地で活動している方が要望している物資をお送りしたり、必要な活動ができるよう募金することかなと経験上考えております。
平成28年熊本地震災害に伴う救援物資の受入れについて / 熊本県
平成28年熊本地震災害に伴うボランティアの募集について / 熊本県
1日も早い日常の復活を願って、これからもできることをしていきたいと思います。
東日本大震災の時、世界中が行動してくださったことに感謝しています。