昭和のかおり漂う東北の観光地
GWは日帰りで隣県の岩手県一関、福島県猪苗代に行ってきました。
決してさびれているわけではないのですが、昭和の佇まいがそのままな所がほっとする場所でした。
一関編
厳美渓では川をわたる籠にのせられて空を飛んできたかのように届く「かっこうダンゴ」に大行列。
川をわたるダンゴの行列に疲れた人が別に川をわたらない普通のダンゴに列をなす。
田舎のお土産やさんとかにあるこの謎の置物って、誰が買うのかな。
その昔友達が南国で売っているヤシの実を削ってつくったあやしいミッキー的な置物を買う事にはまっていたのを思い出します。
その厳美渓にたたずむひときわカラフルな建物、サハラガラスパーク。
(【Web】http://www.sahara-g.co.jp/park/)
そのへんのお土産屋さんの駐車場は有料だけどガラス館は無料だったので置いて見学しつつ、厳美渓を見る人が多かったように思います。色々なガラス工芸品がありました。ガラス絵画という、名画をガラスで再現したものを売っていました。
魔界への入り口…ではなくガラスの小道です。
ファンシーな世界への入り口です。
こんな感じで展示されていました。
その工芸品も、昭和のかおりがして妙に欲しくなっちゃいます。
福島編
目当てはダリの絵がある諸橋近代美術館でした。
少し遠回りをして吾妻スカイラインを通り、裏磐梯へ。
吾妻スカイラインは無料になっていました。
標高1600mの道路はまさに天空の道路で、高所恐怖症の旦那は震えながら運転していました。
他人に運転されるよりは自分で運転したほうがマシらしいです。
雪もまだたくさん残っていて、山頂に近づくと植物が減り、まるで地獄の入り口のよう。
そんな天空の道を下ると、バブル期のころは栄えたであろうスキー場がありました。
いい感じの廃墟があったのでまわりをウロウロしてみたり。
こういうバブルの遺産ってなんか萌えますよね。
普段金の力におびえてレクサスを見ては「レクサス様」と呼んでいる我が家はこういうのを見て「金の力ってそんなんでもねえな!」みたいな気分になるので。
その後は諸橋近代美術館を見て猪苗代湖へ。
実は行ったことがありませんでした。
足こぎボートのスワンちゃんたちのなかに一匹まぎれる、ぜんぜん知らないやつ。
遊覧船のカメの色褪せ具合とデザインに時の流れを感じます。
こういうお土産屋さんとか古い旅館がそのまま変わらない感じで存在する。
この古い建物も営業しているっぽいです。
この建物が京都や神戸にあったらオシャレになりそうですが東北っていうのがね!アレね!
とくにオチはないんですが、こういうなつかしいような昔ながらの観光地風景をもっと見に行きたくなっちゃってブログにまとめました。
すてきなスポットが東北にありましたら教えてください!