トウフ系

メガネ男子が大好きです。会社にいる謎の権力者お局様をネタにした単行本「おつぼね!!!」があさ出版さんより出ました

化粧をしない女オタクのいち意見です

anond.hatelabo.jp

 

読んだ。

コメントもしたけど、結論としてメイクができるのは当たり前じゃないと思ってほしくてブログを書きました。

 

メイクしない女オタクである私は、肌が弱くてアレルギー体質のため、どんなに「肌に優しい」が売りの化粧品を使っても肌が荒れて赤く腫れ、じくじくとしてしまう。

だからメイクをやめた。

 

それでも仕事で「マナーだからWeb会議ではメイクして出てください」と言われたり、知人から「化粧をしないと顔色悪く見えるよ?」と言われたりするのが、本当にしんどい…。

Web会議で上半身や顔は取り繕っていたら、下半身は裸でも大丈夫なんですかね。

 

メイクのせいで肌荒れがひどくなり、それでもメイクが必要で続けているうちに頬がじくじくして滲出液が出てしまったこともあった。

バイト先で客に「それ病気?気持ち悪い。うつらないよね?」などと言われたこともある。

私はメイクをした方が他人に不快感を与えるほど、肌が荒れてしまうみたいです。

 

ただ、私は高校生くらいからオタクとバレないために服装や髪型に気を遣いはじめたので、当時はオタク全開なダサい服装をしているオタクを見て「なんでそんな格好で平気なんだろう?」とは思っていたから増田の気持ちもわかる。

 

ただ45歳になった今、誰がどんな服装でいようが本人が幸せであればそれで良いと思えるようになった。

推しグッズを身につけ、友達とキャッキャと同人誌を作りコミケに出て、ピクシブやTwitterで神絵師の絵や二次創作を見てため息をつく毎日。素晴らしいと思う。いや最高じゃん。考えれば考えるほど、最高な気がしてきた。だってそれほど推せるキャラ、実はなかなか見つかるものじゃないからね。運命だよ。推しに出会えるっていうのは。私の一番最近の推しは弱虫ペダルの荒北やApex Legendsのクリプトで、それ以降は新しい推しには出会えていないし、その前はKOFシリーズの八神庵とかドラゴンボールのベジータだったよ。本気になれる推しって10年に一度くらいしか出会えてないんじゃない?そんな運命の推しに出会ったら、そりゃ服装もメイクも投げ捨てて夢中になりますわ。

 

話は戻りまして。

この増田に限らず、たまに「メイクをしないのは不潔で他人に不快感を与える」「メイクはマナー」という意見を見かけるけれど、そういう人ってメイクで肌荒れがひどくなるという想像が1ミリもないほど、肌が強い人なのでしょうか。

そういう発想もないほど、メイクが当たり前にできる肌を持っていることが羨ましいです。

メイクが当たり前にできるって、私からすればとても恵まれた肌を持っているように見えるんですよ。

 

メイクは嫌いじゃないから、私だってデパコスだのプチプラだの言って楽しみたかった。

絵の具を選ぶのが楽しいように、カラフルなメイク道具を選ぶのも楽しいんだ。

でも、どんなに「肌が弱い人でも大丈夫」と言われている化粧品を使っても、化粧水や乳液ですら合わず肌が赤くなって腫れて痒くなってしまう。

 

また、こうした「肌が弱いからメイクをしない」という主張に対して「努力(メイク)をしない言い訳だ」と言わんばかりに、肌に優しい化粧品やら努力の方法をアドバイスしてくる人も少なくないです。

厚意なんでしょうけど、これが本当にしんどいです。

私だって20年以上も自分に合う化粧品を探し続けたけど、結局なかったから。

そして30年以上も医師とステロイドに頼って、ようやく人並みの肌を維持しているのです。

(ステロイドの話をすると、医者でもない反ステロイドの厄介な人に絡まれるのもまた面倒のひとつ…)

 

メイクはするかしないかではなく、「できない」ケースもあることはもっと知られてほしいと思います。