トウフ系

メガネ男子が大好きです。会社にいる謎の権力者お局様をネタにした単行本「おつぼね!!!」があさ出版さんより出ました

結婚してもひとは変わらないと思った話

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マインクラフト風に描いた夫

 

結婚して干支が一周しました。

結婚してもひとは変わらないと耳にすることがたまにあります。

 

結婚前、夫は「一生結婚したくない」「子供なんて一生いらない」と宣言するようなひとでした。

私は結婚したいなんて一言も言っていないし、ゼクシィを買ってアピールするような真似もしていないのに言われてしまったということは、何かしら「結婚してくれ」という気のようなものを放出してしまったのかもしれません。

私の中に結婚願望というエイハブ・リアクター*1があり、結婚してくれるよね?というエイハブ・ウェーブ*2が出て観測されてしまっていたのでしょうか。

 

夫は結婚前、「犬の散歩があるから」と言ってデートを夕方で切り上げるようなひとでした。まだ日が暮れていないのにデートが終わることについて、私はなんて健全なんだろう…と思うわけもなく物足りなさばかり感じていました。

犬の散歩が終わったらまた会おうよと誘うと「お母さんがご飯作ってくれてるだろうし、一回帰ったら外に出たくない」と言われ、私は週末の夜をヴァナ・ディール*3にてよくひとりで過ごしたものです。

 

何かと言うと恋人よりも家族を優先するようなひとだったのです。

傲慢なことですが、私は当時恋人が最優先されてしかるべきだと思い込んでいたので、そうした扱いに非常に不満を感じていました。

 

結婚後も夫が家族を優先するということは変わらなくて、私と子供と私の親もとても大切にしてくれています。私の親に関しては私以上に大切に考えてくれている。

週末は家にいて家族と一緒に過ごし、飲み会なんて会社の付き合いで月に1回あるかないかです。

夫は映画を見るにも、どこかにでかけるにも「友達と行ってくる」ということはなくて、家族と一緒に過ごすことを一番楽しみにしているひとです。

 

まだ夫と恋人同時だった頃、彼から不遇な扱いを受けていたような記憶が多いので「結婚したら変わったな。私を大事にしてくれるようになったな」と思ったのですが、私が家族となったことでより大切にしてくれるようになり、夫の本質は「家族を優先し大切にするひと」であって何も変わっていなかったのだと思いました。

 

私は子供の頃、家庭に色々問題があったので、家庭よりも友達や恋人を優先するような人間でした。結婚してからも最初は仕事や外の人間関係を大切にする傾向がありましたが、夫と過ごした12年間で家族のあたたかさ、大切さ、居心地の良さを知ることができました。

 

子供の頃、毎日親の喧嘩を見ては「将来は幸せな家庭をつくりたい」と願っていたので、これからもそれを叶えていけるようになれたらいいなと思う12年目でした。

 

ところで去年に仕事をやめてから朝はパジャマ姿で夫を見送ってから着替えて、夫が帰宅する頃にはお風呂からあがってパジャマ姿でいるため「最近パジャマ姿しか見てない気がする…」と言われてしまいましたので、まずは服装からちゃんとしてみようと思います。

 

 

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*1:MSやMA、艦船、スペースコロニーの動力に使用されている相転移炉。発明者の「エイハブ・バーラエナ」にちなんでこの名が付けられた。物理的な破壊は不可能とされるほど耐久性が高く、稼働中は半永久的にエネルギーを生み出し続ける
(引用元機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ - Wikipedia)

*2:エイハブ粒子が崩壊して生まれた素粒子が、超高速で拡散することで発生する磁気嵐
(引用元機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ - Wikipedia)

*3:ヴァナ・ディール (Vana'diel) とは、スクウェア(現、スクウェア・エニックス)より発売された、インターネットを利用したMMORPG『ファイナルファンタジーXI』 (FFXI) に登場する架空の世界、国家、地域および町である
(引用元ヴァナ・ディール - Wikipedia)