6年ほど勤めた職場を退職することになりました。
退職金のある会社をやめるやめないが話題になっていたので、こういうケースもあるよということをお伝えしたく、書いてみました。
詳細は省きますが、いまいる職場は安定しており、多くの社員が定年まで勤めるのは当たり前という風潮です。
私もここに入った時は、とうとう安定した会社に入ることができた。退職金もボーナスも確実で、これで定年まで腰を落ち着けて働くことができるとホッとしました。
居心地もよく、とても尊敬できる人や優しい人がたくさんいて、私はこの職場が大好きです。
しかし結局辞めることになりました。
辞めることを決めた理由は以下のとおりです。
- 会社は安定して私が好きなところだったものの、所属部署の人間関係が最悪だった
- 特殊な部署のため私の異動の可能性がなくいじめに耐えるしかなかった
- 上司はいじめがあるのを知っているものの、いじめを行う4人の年配女性社員を異動も解雇もできないため「我慢するしかない」としか言わない(異動はできなくはないが、どこも受け入れたくないとのこと)
- 帰宅してからイライラがコントロールできず精神安定剤を飲むようになり精神的に限界を感じていた
- 漫画の書籍化の予定がありアシスタントやイラストの仕事である程度稼げる目処がついた
ちなみに私と同じ理由で辞めたひとは他にも数名いるそうで、入社前に「ちょっと個性が強烈なおばちゃんたちがいるけどうまくやってね」と何度か念を押されていました。
結局、範馬勇次郎より強烈すぎて耐えられず悩んでいました。
仕事中に「グニャ〜」って会社の空間が曲がったことはありますか?
毎日10時くらいから年配女性たちの目が覚めてきて、壮絶な「言った言わない」バトルが勃発し強力な重力場が発生。やがてブラックホールとなり、一部社員がトイレや休憩室に吸い込まれていく事態に。もしかすると重力波はこの部署から出ていたのかもしれません。
とはいえ、「結局どこに転職しても何かしら悩むだろう。じゃあ自分は何をしたら仕事をもっと楽しめるんだろうか」と考えていました。
そうしてはじめたのは、子供の頃から大好きな漫画を描くことでした。
思い立ってから4年、去年からダブルワークをはじめて、今年に入ってからは好きなことで食べていける目処が何とか立ちそうなので、退職金は惜しいとは思うけど、いじめに耐えるコストを考えたら割に合わないような気がしたので辞めることにしました。
もしかしたら20年後くらいに後悔するかも?とは考えました。
3月頭には有休消化に入るので、3月分はお茶代という名の忘年会費の積立(毎月1500円)はしなくてもいいか相談すると、ジャバザハットによく似た年配女性社員のひとりに「会社に来なくても払わなきゃいけないもの」と言われました。
納得がいかないので「忘年会にでれないので…」と話をするとジャバザハットは「じゃああなたの送別会もしないけど、いい?」と言い放ちまたも空間がグニャ〜と歪み始めるのを感じました。
歪んだのは重力のせいじゃなく単純にジャバザハットの重さのせいだと思います。
このことから何があっても「やめなきゃよかった」と後悔することはなさそうなので、安心しています。
私のわがままで退職させていただきますので送別会なんてとんでもない。もう二度とあなた方の顔を見たくないし声も聞きたくないですし!と言いたくなる程度にはストレスを溜めこんでいます。
ストレスを換金することができるなら、20万円くらいもらえるかもしれません。
3月頭から書籍化の原稿に集中できることが嬉しいです。
不安がありながらも理解してくれた家族にはとても感謝しています。
これからもブログ等でより楽しい漫画や記事をお届けできたらと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。