トウフ系

メガネ男子が大好きです。会社にいる謎の権力者お局様をネタにした単行本「おつぼね!!!」があさ出版さんより出ました

ブラック企業の日常★就業時間

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本当のブラック企業というものを感じさせてもらった会社のことをネタに少しマンガにしていこうかなと思います。

そこの会社では拘束時間がとにかく長く、みんな等しく上司に会社に残ることを強制されるので仕事が終わったから帰れるとか効率よく成果を出せば帰れるということはありません。

一応人事部が長時間残業をさせないために見回りに来たりするのですが、オフィスの電気を消して上司に「机の下に隠れろ」と言われ、息を潜めて人事部が立ち去るのを待っていたこともありました。

学園モノのデスゲームかよ。

そして人事部はもうちょっと頑張って探してくれよ。

終電があるという言い訳も無用で、もちろんタクシー代も残業代も1円も出ません。そのへんものちのち描いてみようと思います。

ちなみに上司は昼まで寝て午後出勤するので夜は元気イッパイです。

 

一緒に働いていた同僚や先輩、後輩がみんな年が近くドラゴンボールが好きで面白い人ばっかりだったので、その点では楽しかったところもあります。

 

 

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生きるのつらいの正体

なんか最近すごくネガティブです。

いやもとからネガティブな性格なんですけど、最近はとくに生きるのつらいーとか思っちゃって。

家で仕事していて日光に当たっていないから?と思ってたまに(本当にたまに)午前中散歩したり、早めに寝て睡眠時間を多めにとってみても、いまいち元気になれない。野菜もたくさん食べて瞑想も時々してみましたが、瞑想は途中で寝てしまい気がついたら3時間経過していた…ということがあるのでおそろしいおそろしい…。

 

生きるのつらいを突き詰めたら、何もしたくないっていう願望に気がつきました。

 

そういえば子供がうまれてから「何もしない1日」ってあっただろうか?

ひとり暮らしをしていた頃は「ただ寝て過ごす日」「ネトゲしかしない日」みたいなのたくさんあったけど、子供がうまれてから「何もしない」という日はなかったような気がする。

やりたくないけど面倒だけどやらなきゃいけないことは日々あって、最低限はこなさなきゃいけなくて。

何もしない日ってどんな日なんだろう…?

よくわからなくなってきた。

とは言っても毎日頑張っているのはモンハンくらいで、今バゼルギウス2頭倒すクエストがなかなかクリアできなくて一生懸命になっているくらいで…

(救難信号出してもなかなか誰もはいってきてくれないのでどなたかボスケテください…)

 

 

 

何もしない1日は先月あったけど、それは気管支炎になって寝込んでいたので別にリフレッシュできたというわけではない。

 

平日は仕事で土日はがっつり子供のスポ少や子供会役員の仕事があって、それらの連絡が土日構わず毎日届いて、少し疲れちゃったのかも?

携帯を置いて漫画喫茶でザ・ファブルを読みふけりたい気分です。

あ、そうか。

私は何もしたくないっていうか、誰にも邪魔されず何も気にせずにザ・ファブルを読みたいのか。

 

生きるのつらい→何もしたくない→誰にも邪魔されず何も気にせずザ・ファブルを読みたい

 

生きるのつらいの正体は最終的には誰にも邪魔されず何も気にせずザ・ファブルを読みたいというだけでした。

なんでそれが生きるのつらいまでになっちゃうの?

どんだけ私はザ・ファブルを読みたい欲を我慢していたのさ。

 

ザ・ファブルは日常系マンガなんですが、殺し屋が殺しを休業して普通のお兄さんとして暮らすという日常系です。

最初の方しか読んだことがないのですが、主人公のファブルはものすごく強くて恐ろしい殺し屋なのにどこかのんびりとしたところがあり、この物語がどうなっていくのかが気になっています。

集中して一気に読みたい。

ザ・ファブル(1) (ヤングマガジンコミックス)

夫が私の話を聞いてくれない

私は弱虫ペダルが大好きで大好きでしょうがない人間です。

大好きになったきっかけは、夫に「君が好きそうだから」とすすめられたことでした。

夫も弱虫ペダルが好きで毎週チャンピオンで読んでいます。

私は単行本派なので、いつも夫が「今週のチャンピオンで御堂筋がさ…」なんてネタバレを話してくることが鬱陶しいなと思っています。

ところが私が夫に弱虫ペダルの話をすると、ちっとも話を聞いてくれないのです。

ふーんとか、へーとか、すごいねーっていう相槌だけで休火山の火山口のような目が見ているものはノートパソコンの画面。

話聞いてる?って言ったら「えーあーうん、なに?」っていう適当な返事。

 

ひどいなー話を聞いてほしいなーって思ったんですけど

 

これは

 

ヘルシェイク矢野のことを考えている…?

 

確実にヘルシェイク矢野のことを考えているから上の空なんだろうな。

ならしょうがない。

 

 

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背徳的チャーハンの頼み方

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↓instagramもやってます

その発想はなかった

 

半チャーハンと半ラーメンっていうのもなんか違う気分だったんです。

とにかく山盛りにされたチャーハンをもりもり食べたい気持ちだったんです。

 

 

確かに誰からも「半チャーハンをいくつも頼むな!」などと注意されたこともないのに、なぜ私は半チャーハンを1つしか頼んではいけないと思い込んでいたのでしょうか。

お店の人も半チャーハンが三つも四つも一気に出たら、半チャーハンを一個頼まれるより売り上げもアップして嬉しいのでは…?

 

なんだろう。イメージ的に一人前のふつうのチャーハンを大盛りにしてもらうよりも、半チャーハン4つとかのほうが背徳的な感じがする。量はきっと同じだろうに。

 

 

 

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面白いマンガを描きたくて読んだ指南書7冊

一昨年に出した単行本があまり売れなかったことを反省して、小学生に戻ったくらいのつもりで改めて漫画の描き方を勉強しようと思って色々と本を読むことにした。

確かにセンスや才能のある人は描けば描くほど上達するのかもしれないけれど、私はセンスも才能もないけれど描くことが好きなだけなので、面白いってなんだろう?どうやったら読者の方が楽しんでくれるんだろう?共感?って結局どういうこと?自分が描いたものに共感してもらうにはどうすれば?と考えたけど考えるだけじゃわからないから本を色々読むことにした。

行き詰まったら筆を置いて本を読む。

 

本を読んでみて思ったことは、漫画の描き方というか、面白いと思ってもらえるストーリーの作り方を知らないということは、料理をするのに包丁で野菜や肉を切ることができてもその後のレシピや手順を知らないようなものだということでした。

包丁で野菜や肉を切ったものをなんとなくごちゃっと皿に盛って「はいどうぞ!」と出しても、よっぽど新鮮で色鮮やかでもない限り誰も美味しそうだとは思ってくれない。

漫画もペンでコマを割ってなんとなく描いただけのものをwebにアップして「はいどうぞ!」と出しても、よっぽど絵が美しくない限り誰も面白そうだとは思ってくれない。

 

料理はレシピ本に書いてある通りに作れば誰でもおいしくつくれる。

じゃあもしかして漫画もそうなんじゃなかろうか…と思って様々な漫画やストーリー制作の指南書を読むと、ヒット作の映画や小説、ドラマ、アニメ、漫画はなぜ面白いのか?がよくわかるようになってきました。

また、ストーリー・キャラ・世界観どれをとっても面白そうで絵もめちゃくちゃうまいのに、いまいちつまらないと感じてしまう作品と面白い作品との差は一体何なのかもわかるようになりました。

今話題のポプテピピックのアニメもこれらの本を読むと、なぜ意味不明そうに見えるのにこれだけ話題になり面白いと思われているのかがよくわかります。一言で言えば「次に何が起きるのか?」という期待感があるのかなって。次に何が起きるのかもうぜんぜんわからないから、次回がまた見たくなってしまう。どんな声優が登場するのか期待してしまう。ボブネミミッミが何をやらかしてくれるのか楽しみでたまらなくなる。そういう期待感の強さがポプテピピックが人気になった要因なのかなと思いました。

 

ただわかったことを自分の作品に反映できるかどうかというと、そこは料理よりずーっと難しいと感じるのだけれど…

 

それでは、読んでいて参考になった本、わかりやすかった本、自分の知らなかったことを知れた本をまとめます。

 

面白いマンガを描きたくて読んだ指南書7冊

 

鳥山明のヘタッピマンガ研究所 あなたも 漫画家になれる!かもしれないの巻 (ジャンプコミックスDIGITAL)

鳥山明のヘタッピマンガ研究所 あなたも 漫画家になれる!かもしれないの巻 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

小学生の頃からのバイブルであり原点。

子供向けに描かれているので、わかりやすい。つい最近まで私の漫画に関する知識はこの本のみでした。

 

 

荒木飛呂彦の漫画術 (集英社新書)

荒木飛呂彦の漫画術 (集英社新書)

 

荒木先生がジャンプに持ち込みして連載を獲得しヒット作を生み出すまで取り組んだ工夫が書かれています。

編集者が感激してページをめくらせるスタンド能力が身につく。かもしれない。

 

 

カタルシスプラン 面白いと確信して描ける漫画演出

カタルシスプラン 面白いと確信して描ける漫画演出

 

少年漫画志望者向けの指南書だと思います。

私にとって、「面白い漫画は何故面白いのか?」というものが言語化された瞬間でした。

自分にはまだ取り組める工夫がたくさんあると希望が持てた一冊。

 

 

「感情」から書く脚本術  心を奪って釘づけにする物語の書き方

「感情」から書く脚本術 心を奪って釘づけにする物語の書き方

 

漫画に限らず小説家を目指す人も必読の一冊だと思います。

大ヒットした漫画を思い浮かべながら読むと、ここに載っているテクニックのほとんどが当てはまることに気づきました。ヒット作の漫画家が意図してそうしているのかはわかりませんが、読者に楽しんでもらうためには妥協のない工夫が必要であることを痛感しました。

シュタインズゲートをはじめ志倉千代丸さんの作品が好きな方はこの本を読んでからアニメやゲームをするとわかりやすいかもしれません。

 

 

物語の命題 6つのテーマでつくるストーリー講座 (アスキー新書)

物語の命題 6つのテーマでつくるストーリー講座 (アスキー新書)

 

鉄腕アトムのアトムをはじめ名作漫画のテーマを取り出し、それをもとにストーリーを作るワークがあるのでストーリー作りの練習が結構楽しいです。

ただ取り上げられている作品が少し古いので、若い方にはちょっとわかりにくいかもしれません。

ちなみにこれを読んで「君の名は。」が何故ヒットしたのかよくわかり、同じテーマの作品を作ってみたいという気持ちになりました。同じテーマで話題になった漫画だと「兎が二匹 1 (BUNCH COMICS)」という作品がおすすめです。

 

 

マンガ脳の鍛えかた 週刊少年ジャンプ40周年記念出版 (愛蔵版コミックス)

マンガ脳の鍛えかた 週刊少年ジャンプ40周年記念出版 (愛蔵版コミックス)

 

ジャンプ作家の方々が普段何を考えてどんな場所で漫画を描いているのか取材を受けた内容をまとめたもの。

一流漫画家の先生方の工夫とこだわりを知ることができます。

 

 

ゼロからわかるマンガの作り方 挫折せずに完成させるストーリー&キャラクター講座

ゼロからわかるマンガの作り方 挫折せずに完成させるストーリー&キャラクター講座

 

2Pからはじめ32Pのマンガを完成する基礎がまとめられています。

アイデアは思いついてもなかなか思うようにネームがすすまない…という時は、この本がおすすめです。

 

 

本を読んで気づいたひとつのこと 

これらの本を読んでようやく「共感」について腑に落ちました。

ストーリー制作における「共感」とは、物語の中で起きている出来事に対して主人公が感じている気持ちを読者の方に共感してもらうこと。主人公の親友がしんだら主人公と同様に読者も胸を痛め、主人公が勝利したら読者もともに喜び、時に涙を流すような体験をしてもらうこと。

ドラゴンボールで有名な「クリリンのことかー!!」というセリフも、悟空にとってクリリンが大事な存在だというのが読者に伝わっていたからみんなの心に残っているんじゃないだろうか。

 

これまでは共感とはキャラクターたちが演じる何かについて読者の方が「あるある」と思ってくれることだと思っていました…。

 

共感のないストーリーとは、主人公が泣くほど悲しんでいても、なぜ悲しんでいるのかが読者にまったく伝わっておらず読者は「なんでこいつこんなに泣いてるの?」と感じて白けてしまう。それがつまらないということ。

 

私の漫画にありがちなのは、漫画の中でキャラクター達が笑ったり泣いたり怒ったりしても、それがどうしてなのか全く読者の方に伝わっていないということでした。読者がキャラクターの気持ちがわからない。だからつまらない。読んでいて退屈になる。

 

アラフォーだけど、こんな風に本を読むことでまだまだ今の自分にもできることたくさん見つけられると希望を持ててモチベーションに繋がります。

マンガを描くことに行き詰まったら、上のおすすめの本を読んでもらえたらと思いました。

 

※アフィリエイト嫌いな方がいらっしゃるかもしれませんが、いつもAmazonポイントをいただいて、そこからこのような本を毎月購入させていただいております。いつもこのブログから商品を購入してくださる方、本当にありがとうございます!

 

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