トウフ系

メガネ男子が大好きです。会社にいる謎の権力者お局様をネタにした単行本「おつぼね!!!」があさ出版さんより出ました

スポーツマンガをお母さん目線で読んでしまう弊害

子供が小学校高学年になりスポ少に参加するようになり、遠征に合宿に子供にスポーツをさせるのはとてもお金がかかることなんだなーと実感しています。

とくにシューズやウェアはしょっちゅうサイズアウトするため、半年に1回は購入することもあるし、遠征や合宿があればお金がかかるほかに朝5時に起きてお弁当を用意したり、まる1日付き添いで一緒に会場に赴くという労力もかなり負担です。土日はスポ少以外の予定を入れることもゆっくり家で休むこともほとんどできません。

 

そんな経験からスポーツ漫画を純粋に楽しめなくなってしまいました。

 

スポーツ漫画は、最近の人気作で言えば弱虫ペダルやハイキュー!!が大好きです。

弱虫ペダル 52 (少年チャンピオン・コミックス) ハイキュー!! 28 (ジャンプコミックス) 

 

とくに弱虫ペダルはロードバイクという高価な自転車がたくさん登場します。

登場人物が乗っているロードバイクを見るたびに「こんなん兄弟のぶん買える親、金持ちすぎるだろ…」と思ってしまい、ただただ「かっこいい!」と思うだけでは済まなくなってしまいました。

例えば、主人公が通う高校のライバル校にいた新開隼人には悠人という弟がいて、兄弟で自転車競技をしています。二人とも乗っている自転車は『cervélo(サーヴェロ)』というカナダのメーカーですが、多分一番安くても50万円くらいするんじゃないでしょうか。(このへんの知識ニワカなので間違っていたら教えてください…)

金持ちっていう設定のキャラもいますが、たぶん登場人物全員の親が裕福なのでは…?

ロードバイクは15万円くらいあれば初心者でも気軽に乗れるものが購入できますが、弱虫ペダルは自転車競技の世界なので、おそらくそんな価格帯のロードバイクに乗っているキャラはいないでしょう。

そう思うとかなり経済的に豊かなご家庭じゃないと自転車競技を思う存分やらせてあげれないのでは?と思ったりするのです。

(2〜3万円で買えるドッペル○ャンガーとかのはロードバイクではなくロードバイクもどきなので買ったら絶対後悔するとおもいます)

 

弱虫ペダルで登場人物が必死にレースをしているシーンを見て感動しつつも、もし息子が自転車競技をはじめたら…と想像すると、ロードバイクも転んで壊れたり万が一盗まれたり身長が伸びてサイズが変わったりと1台では済まない可能性があるし、遠征や合宿、ジャージ、靴…成長にあわせて新しいものを毎年購入する可能性すらあるかもしれないと思うと、運動部ヤバい…という親目線の感情が入り混じりながら複雑な気持ちで読んでしまいます。例えばドラゴンボールでピッコロに鍛えられたことで孫悟飯を強い格闘家にするためにかかった親のコストがほぼゼロではないかと思うと、ピッコロさんのことを改めて尊敬する気持ちが強まりました。孫悟飯は結局学者になったけど。

 

ハイキュー!!でも、主人公の学校が地元強豪校をついに打ち破り全国大会に出場が決まり、選手たちが歓喜しているのを「よかったね…!」と思って読みながら、「東京か…何泊するんだろ…いったい子供ひとりにつきいくらかかるのか…」「こういうの、親の付き添いとかお手伝いもある…?」等と、親の物理的な負担や遠征費用の心配をしてしまいます。孫悟飯がナメック星に連れていってもらった時の親のコストもほぼゼロではないかと思うので、ブルマとクリリンに感謝したい気持ちがあふれますね。

 

以前であればこんなことは一切気にせずにただただ漫画の中のキャラクターたちの勝利をともに噛み締めて涙を流すことができたのに、私がいまリンクしてしまっているのは登場人物の親というほぼ登場もしていない存在。完全に妄想。

 

この親目線に入ると、漫画がとたんにつまらなくなってしまいます。漫画なのに現実の親の負担の心配ばかりしてしまい、主人公たちの勝利を純粋に喜べない。もちろん自分の子供が運動部で活躍し全国大会に行ったり、より活躍するために何か欲しいものがあれば応援したいし協力したいという気持ちはあります。でも、やっぱり、大変だなあ…大変だよなあ…うちはひとりっこでも大変なのに子供2人以上いる人とかすげーな…とも思ってしまったり、漫画本編とは一切関係のないところを想像して複雑な気持ちになってしまう弊害に悩んでいる最近です。

 

 弱虫ペダルもハイキュー!!も、登場人物たちの親の頑張りがあるから、この子たちもこうやって活躍してのびのびとスポーツに集中することができるんだろうな…と思うと、私も何があっても子供のやっているスポーツを応援したいなと励まされる部分もありますが、この部分が完全に妄想であることに今自分で驚いています。

 

 

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子供に言われたマンガみたいなこと

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わかる人にしかわからないネタなんですけど、こんなことを言われてしまいどうしても描きたなってしまい、描きました。血が騒いだ。

 

 

 

息子はたぶん私のことを三只眼吽迦羅のお供である不死身の无(うー)だと思っているみたいです。息子は3×3EYES読んだことないけど。

私も自分の母のことは強くて不死身なんじゃないかって子供の頃思っていました。

自分がいざ母親になってみると、強くならざるをえない感じがありますね。

時々ベナレスくらい意味不明に強い无を持つお子さんがいるので近所づきあいはたいへんですから。

藤井八雲が走鱗呼び出すみたいに車を走らせカードやマンガを買いに駆り出される日々。

 

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ツール・ド・東北、最高でした!

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台風が近く曇天のなかスタート

 

ツールド東北1日目、奥松島グループライドに出走してきました。

あまり坂道のない70kmのコースでスポーツバイク初心者でも気軽に参加できるコースです。グループは10人ちょいで走ります。私のいたグループは12人で、自転車に乗るのが20年振りな方とか、クロスバイクを買ったのが最近というご年配の方とか、比較的ゆるいライダーの集まったチームでした。

私も去年の11月にロードバイクを買ったばかりで、そろそろ自転車のイベントに参加してみたいなーと思っていたのでこのコースはちょうどいい感じでした!

 

 

走行管理ライダーの方が先頭と最後尾にいるのでグループライドがはじめての私でも安心して走ることができました。グループのレベルに合わせてゆっくり走ってくれるので体力的にも余裕をもってゴール。

 

スマホの電池の都合で測ってないけど、走っている間はだいたい19km/h前後で走行していたと思います。

 

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たくさんのロードバイクにむねがおどる

 

スタートするとまちじゅうの方が道路や家、車の窓から手や旗を振って応援してくれました。

私はこれがすっごく嬉しかった。

いやあサイクリングなんで大して頑張るやつじゃないんですよォ…へへ…なんて気持ちになりつつも、地元の方があたたかく歓迎してくださっているのを感じてめちゃくちゃ嬉しかったのです。

 

今回奥松島グループライドに参加したもうひとつの理由は、東日本大震災があった当初、コースのメインである宮戸島にボランティアで何度か足を運んだことから、6年経った今自転車で走って見て回りたいと思ったからです。

 

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月浜海水浴場はとてもきれいになっていて海水浴ができるようになっていました。

海も砂浜もきれい!

 

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お昼休み中に登った大高森山。多くの参加者の足を削いだのはどの坂道でも向かい風でもなく、この山へのハイキングだったという噂のきっついハイキングコース。

展望台から見渡す松島湾がきれいで疲れも吹き飛びました。ここには語り部さんがいて、震災当時のことと今どのように復興をしているかという話を聞くことができます。

 

宮戸島に道の駅ができていて、そこでお昼ご飯が振舞われました。

大高森ASあおみなです。

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宮戸島は皇室献上の海苔を生産しています。

これ見た感じそばっぽいんですけど、海苔を練りこんだうどんなのです。それのサラダうどん。

うどんは海苔の風味がいっぱいで、普通の白いうどんで作ったサラダうどんでは物足りなくなって二度と食べられなくなるような美味しさでしたよ。めちゃくちゃ美味しかった!野菜も新鮮でしゃきしゃき。

(ちなみに海苔はここから購入できます→宮戸特産品販売(海苔,牡蠣)・宮戸市民センター(東松島市)頑張る宮戸島

 

宮戸島には津波でへし折れたままの街灯をはじめまだ震災の爪痕は残っているところもありましたが、海水浴場が再びオープンしていたり、きれいなキャンプ場ができていたり、家族で遊びに行くにも楽しい場所になっていました。大高森山のハイキングは子連れのレジャーやデートにおすすめです。犬の散歩している人も結構いた。

 

宮戸島でお昼を食べてハイキングをしてふたたび出発。旧野蒜駅→高台の新野蒜駅→ツリーハウスを見て回るコースです。

 

旧野蒜駅。ここでは震災当時の津波の様子が映像で見れる資料館とファミリーマートが入っています。

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高校生の頃、友人に会うために野蒜駅で降りたことが何度かありました。

高校を卒業してから会うことがなくなってしまっていたのですが、ボランティアで宮戸島を訪れた時にここの駅の様子を見てその子のことを思い出してとても心配になりました。全然会っていないような過去の友人だけれど、この野蒜駅周辺は駅以外の建物がほとんどなくなっていて絶望しか感じられなかったからです。ちなみに友人は無事でした。よかった。

ここのエイドステーションでは元気な地元の方がもてなしてくださって、お笑い芸人パンサーの尾形さんがくることを待ちわびていました。パンサーの尾形さんは会場である東松島出身で今回ゲストとして登場し、一番最初にスタートしました。私はそれから1時間後くらのスタートだったので、予定通りであれば尾形さんはかなり前に野蒜駅に立ち寄っているはずだと伝えると「あら…忙しくて見逃しちゃったかしら…」と残念そうにしていました。

あのスタッフの方は尾形さんに会えたのかなあ。

 

新野蒜駅は通過するだけでしたが、高台でとても長めのよいところにあるすてきな駅でした。

まわりには新しい住宅街と、新しい小学校があります。

そのあたりを通過してツリーハウスへ。このツリーハウスは新野蒜駅のある住宅街の小学校の裏山から繋がっているそうです。アファンの森と言い、森の校舎をイメージして作られているそうです。私が子供だったら夢のような環境だなあ。

f:id:kaishaku01:20170918102440j:plainツリーハウスに超でっかい蜘蛛がいてオブジェかな?凝ってるなーって思ったら本物でした。触るところだった…。

 

ここからあとは最後のエイドステーションに寄って会場に戻ることに。

 

最後のエイドステーションではクロワッサンとアイスとオールフリーをいただき20分ほど休憩。

矢本AS Harappa。

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自転車がチェレステカラーな私はもちろんチョコミントで

 

そして完走!

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グループの誰もが落車や怪我をすることなく、無事全員でゴールできました!

 

いつもひとりで自転車に乗っていたから、ツールド東北を通じて自転車に乗ることでこんなに楽しくて優しい世界があったのか…と地下牢に幽閉されて鉄仮面をかぶっていた少女が突然光のあたる場所に招待されたような気持ちになっていました。

 

本当に楽しい1日だったー。

早朝から一緒に会場に行って日が暮れるまで待っていてくれた夫と息子には感謝しかありません。

ちなみに石巻駅前のレンタカーのところでママチャリもレンタルしているらしく、夫と息子は石巻周辺をサイクリングしたり会場の出店で色々食べたりしながら過ごしていたそうです。 

 

私はますます自転車が好きになったし、来年はメインである2日目のフォンドにチャレンジしたいなと思います。

一年かけて坂道もぐんぐん登れるようになって、200kmくらいは走れるようになりたいな。

来年の目標はブルベ参加とツールド東北で100kmくらいのコースに参加!

 

地元の方の歓迎や応援があたたかく、すばらしいイベントでした。

 

参加者のみなさん、おつかれさまでした!

スタッフのみなさま、地元のみなさま、本当にありがとうございました。

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かんぱい

 

 

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今日見たメガネ男子

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ローソンの制服ってメガネとすごく合うと思うんですよね。

私がストライプのシャツが好きだからかもしれません。

ストライプのシャツとメガネは最強であって、私がもし社長ならスーツは自由だけどシャツはストライプって決めて社員にたくさん配りたい。

社長になりたいとは思えないので社長になることは生涯ないだろうけど。

あとコンビニの店員さんは多少愛想がなく目を合わせてくれないくらいのほうが買い物が気楽だなと思います。

近所のコンビニのおばちゃんは声が大きくて明るくて接客としてはいいのかもしれないけれど、私がそのおばちゃんのことを全く知らないのに向こうはこっちのことを何故かよく知っていて「お子さん風邪で学校休んだんですって?大丈夫ですか?」とか聞いてくるのやめてほしいなって思っています。

 

客と店員という境界線がメガネ男子への憧憬を起すのだ。

 

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夫と息子の似ているところ

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このセンス嫌いじゃないんですけどね!【小6男児子育てマンガ】

 

 

上下緑の服だからほうれん草と呼んでくる小学生の率直でわかりやすく共感を呼ぶネーミングセンス、卓越しているなと思いました。

 

 

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